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私を作った、いくつかのモノ。
a0068930_10351970.jpg原点らしきもののひとつ。
40年以上前、私が幼稚園で鈴を入れていた袋。母の手作り。
布は、子どもに似合わないレンガ色のウール。おそらく母の着古したスカートあたりのリサイクルだろう。若い夫婦の家計はいつもキツキツで市販品を買う余裕は無かったのだと思う。
この鈴袋は3つ年下の妹とそのまた3つ年下の妹に譲られて、9年間活躍した。
母が服地・洋品雑貨屋だったので小さな頃から裁縫道具や布きれに囲まれて育ち、縫い物は好きだけど、当たり前ながら母にはかなわない。小さい頃は、こういうものがゴロゴロ転がっているなかで暮らしていたからなんとも思わず、むしろ、友達の持っているキャラクターものが羨ましかったりしたけど、親になってからは有難かったという思いしかない。
親の心、子知らず。
子どもに反抗されたり、暴言を吐かれたりするとすると、「あ、今私はしっぺ返しを食らってる。」
そう思う。
この鈴袋、いつ見てもレベルの高さにため息がでる。母の底力を知らされるのだ。
そして、いまだに私の手作り品を見て思いっきりダメ出しをする母なのだ。
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by matsuura-hatsumi | 2012-04-20 08:38 | 家族
子どもは親を選べない。
a0068930_1137725.jpg子どもは親を選べない。そう思いながら、児童虐待のニュースをぼんやりと見る。小さな子どもの中には「しつけ」という名の下で、殴られ、縛られ、吊され、水すらも与えられないで短い命を終わらせる者がいる。「まさか」と信じられないような状況で、しかも親の手によって幼い命が奪われる、そんなニュースが後を絶たなくなってからどれくらい経つのだろう。「育児ノイローゼ、孤立した子育てからのストレスが虐待に繋がる」という人もいるが、本当にそうだろうか?そういう人もいるだろう、子育て相談電話や地域ごとの子育てサークルなどで解決しようという試みもあるが、それが解決されたところで多数の虐待事件には何の関係もないことだろう。オレンジリボン(子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動)を車や自転車にくっつけて表明したところで、虐待を受けている子どもは減らないんじゃないか、そんな風に思いながら。

児童虐待の摘発数は、2011年には6年連続過去最多と警察庁が発表した。実態は間違いなくその数十倍だろう。数百倍かもしれない。死なせる親もいれば、子に稼がせる親もいる。児童ポルノ事件の検挙件数も過去最多だそうだ。残酷な仕打ちに耐えながら、それでも子どもは親の下でしか生きていけないのだ。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

中学校の授業で暗記した「憲法第25条」、万人が生きる権利をもっているという信念をあらわす生存権保障の盛り込まれた条文だ。私は、幼い子が虐待によって死に至ったニュースを耳にするとき、もう片方の耳にこの条文が流れる。親権を有した親であっても、この人生を自由にもてあそぶ権利など無く、ましてや命を脅かすような危害を加えられるはずもない。

私は、今まで、児童虐待のニュースについて、自分の思うことを書いてきた。

殺人罪 (子が受けた虐待によって死に至った場合の親の罪は・・・)
怒りなんかとっくに
母が子を殺める

結局、暴力をふるう親(親権者)から離すことが一番いいのだと私は思う。罪悪感を持ちながら虐待している親なら子どもと距離を置いて自らを見つめ直すためにも、もちろん、罪の意識など微塵もない親ならひとえに子どもの命を救うためにも。「家」という一番小さな、他者が介入しにくい中にいて虐待を受けている子どもを救うには、そこから出してやることがまずすべきことなのだと。
「血は水より濃い」とか言うけれど、それがどうした、と問いたい。血のつながりのない親子が、血よりも濃い深い深い絆を結ぶことだってある。(高田・向井夫妻の代理母問題について「個人的に」私が思うこと。

他の人が手を貸してくれたら、子どもが自分の尊厳を取り戻す機会を得られるかもしれない、そう思ったことがあった。民法の一部改正だ。親権停止の審判(834条の2)が新設された。条文は下記の通り。

------
(1)父又は母による親権の行使が困難又は不適当であることにより子の利益を害するときは、家庭裁判所は、子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官の請求により、その父又は母について、親権停止の審判をすることができる。
(2)家庭裁判所は、親権停止の審判をするときは、その原因が消滅するまでに要すると見込まれる期間、子の心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮して、2年を超えない範囲内で、親権を停止する期間を定める。
------

子どもに対して不利益を与える親は2年の期限付きで親権を停止しますよ、と言うことだ。難しいことは解らないが、たとえば子どもが長期間ネグレクトの状態で栄養失調どころか、生死に関わるほど衰弱していても、玄関先で親権を持つ親が「大丈夫です、子どもをきちんと監護しています。お気遣いは無用です。」と、児童相談所の職員や学校の担任に告げて、面会を拒否してもそれ以上、無理を言って家に押し入り子どもと面会することは出来ない。そういう中で子が死に至った事件をニュースで何度も見た。他に、「しつけ」だと言って親が子どもを折檻する。他人には虐待に見えても親には「しつけで親が叱ることが出来る“懲戒権”」がある。児童保護法によって一時的に子どもを児童養護施設に「避難」させても施設長が持てるのは「監護権(身の回りの世話、教育、躾や身分行為の代理人になる)」のみ。親権を持っている親が子を連れ戻しに来たら・・・。今まで民法には、親権喪失の宣告(現行民法第834条)しか無く、親権があるか無しかの判断は時間もかかる上、効果の強い制度のためか実際にはあまり利用されず生きた法律とはなかなか言い難かったようだ。期限付きの「親権の停止」が施行されることで一時的に児童養護施設の施設長が親権を持つことも出来るそうだ。

息も絶え絶えの、死と隣り合わせで一日を生きている子どもがいることだろう。どうかこの法律が、子どもが痛い思いをしないでもすむよう、希望の持てる毎日を送れるよう、温かくて美味しいご飯を食べられるよう、震える夜のないよう、学校へ行けるよう、将来の夢が語れるよう、役に立って欲しいと願っている。

民法834条の2は、明後日4月1日から施行される。


※お願いがあります。法曹関係の方、また、この記事を読まれて「法の解釈が間違っているのではないか」と思われる方は、どうかご教示ください。正しい知識が欲しいです。また、私個人の考え方・感じ方につきましては、この記事の通りです。
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by matsuura-hatsumi | 2012-03-29 11:27 | 母として考える
中学卒業
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いい卒業式だった。

私の知っている大方の卒業式では、まず生徒が舞台に向かって座り、その後ろに保護者が座っていたが、娘の学校では舞台前にひな壇が据えられていて、卒業生は保護者と向かい合うようになっている。段々に立っているため全員の顔が保護者から見える。
脇に一年生、もう方脇に二年生、四角形の4辺にそれぞれが立っていて、真ん中は四角く空いた状態だ。式には夫婦で参列した。悲喜交々いろいろな思い出が甦り、案の定泣く。
一部の式典が滞りなく終了し、二部は生徒主体の「ゆずり葉の会」

河井酔茗の詩、「ゆずり葉」の朗読で幕が開ける。

-------

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わって古い葉が落ちてしまうのです。
 
(中略)

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

---------

下級生の歌や出し物が終わり、卒業生の番がくる。
まず、いくつかのグループに分かれてダンス。
娘のグループは、Lady Gaga の「Born This Way」を踊った。
私はこの歌詞がとても好きなので、娘のダンスに歌詞を重ねながら
感慨深く、ほんの一瞬のダンスを楽しんだ。

その後、全員での「ハナミズキ」「旅立ちの時」の合唱
特に「旅立ちの時」は歌詞をかみしめながら聞いた。


--------

夢を掴む者たちよ
君だけの花を咲かせよう
争いの日々を 乗り越えて
青空に歌う時
かけがえのない 命の果てに
名もない花を咲かそう
今ここに生きる者よ
旅立ちの勇気を 虹色のかなたに
語りかけるこの時
微笑みながら 振り向かずに~
夢を掴む者たちよ
君だけの花を咲かせよう

-------

ほとんどの生徒が、同じ敷地にある高校へと進む。
それでも高校生になるという不安に、胸が震えるのだ。
どうか、どうか、自分の意志を貫いて、どうかどうか、佳い高校時代を

今この瞬間も、そして、いつでも願っている。
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by matsuura-hatsumi | 2012-03-20 10:30 | 家族
今年もやってきた、記念日。
a0068930_1325999.jpg
毎年2月に事務所の前で記念撮影。個人事業を開業した日の2月1日に撮影していたが、今ではもう家族の記録だ。
一枚目の写真は、娘が2歳。その娘も春からは高校生だ。しみじみ・・・

↓↓↓ ココ(タグの「記念日」)クリックで、ブログを始めてからの記念写真が見られマース!
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by matsuura-hatsumi | 2012-02-16 12:50 | 家族
母とクリスマス
・・・・いつのまにか、とっても寒くなっていて、
いつのまにか12月。早いなぁと思いながら、ダラダラと書いている。

-----
お久しぶりです。松浦です。覚えてくださってますか?
不義理に不義理を重ね、仁義を欠いた私のブログですが、まだ見に来てくださってますか?もし、そうだったらありがとうございます。愛想を尽かさずこうして見に来てくださった方に感謝します。
長く書かない間にたくさんの「書きたいネタ」を貯金しました。ぼつぼつ、小出しにしながら、気長にやっていこうと思っています。

まずは、クリスマスのネタから。
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a0068930_1173658.jpg私には、大切にしている「新聞記事の切り抜き」が3枚ある。
そのうちの1枚に、12月には必ず、そして母を思うときに取り出して読みたくなるものがある。2008年12月2日付のもので芥川賞作家の川上未映子が書いた「母とクリスマス」という随筆だ。

全文を載せたい思いだが、それは我慢して内容を少しだけ。

子どもにもハッキリと判るくらいの貧しい家に育った彼女にとって、友達の家との格差を思い知らされるクリスマスなどちっとも楽しみではなかった。ある日彼女は、スーパーで母の買い物を待っている時、ワゴンに積まれた服の山の中に銀のラメや小さなフリルで飾られた可愛いトレーナーを見つけ夢中になる。こんな自分を母が見たら買ってあげられないことを辛く思うだろうと、サッと手を放しワゴンの一番下に隠した。疲れた顔をした母に、はよ行くで、と促されスーパーを後にした。
それから数日後のクリスマスの朝、枕元にそのトレーナーが置いてあり、信じられないくらい嬉しい気持ちやお母さんが無理をしたのではないかという気持ちで涙が止まらず、それから毎日そのトレーナーを着た。

そんな内容だ。

豊かな世の中が悪いわけではない。お金の苦労をしなくてもいいのならそれに越したことはないのだと思う。だけど、ものが溢れた世の中で、「ずーーっと欲しくても親に言うことが出来なかったもの」をサンタさんに届けてもらった子どもがどれだけいるのだろう。
おそらく、クリスマスでなくても欲しいものを手に入れることが出来る子どもが殆どではないだろうか。大型おもちゃ店のクリスマスプレゼント用と思われるカタログを手にプレゼントを選
んでいる息子を見ながら、「贈られる歓び」や「ありがたい、という気持ち」、「ものを大切にする心」、「誰かを気遣う思いやり」をこの子は知ることができるのだろうかと考える。そしてそんな心を養える人になるように導いていく責任を感じるのだ。


「わたしのたったひとつのクリスマスの思い出は、喜んだわたしを見て、本当に本当にうれしそうだった、母の顔。」

随筆はそう結ばれており、何度読んでも泣いてしまう。最近年のせいか涙もろい。
自分の子ども時代の事を思い出しては、また、今、母の立場で・・・
子ども達が「よろこび」を感じることのできる世の中であるように、祈るばかりだ。

※この文章を読んでから、彼女の本を全部読んだが、残念ながらこの短い随筆に勝る作品に出会うことができなかった。正直なところ、私のテリトリー外の作風で、今後読むことはないだろうと思いながら本を閉じた。それでも私は川上未映子のことが好きだ。
彼女は最近結婚し、もうすぐ母親になる。そんな彼女をたまに覗いてみたいとも思う。
「母とクリスマス」はエッセイ集として文藝春秋社から出ている「世界クッキー」の中に収められているので機会があったら是非読んでいただきたい。素の川上未映子を見ることができると思う。     
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by matsuura-hatsumi | 2011-12-08 17:13 |
なんか
a0068930_12245349.jpg息子の、おじんじょが好き。
「おじんじょ」って正座のことだけど、福山では言わない。
三原だけかな?
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by matsuura-hatsumi | 2011-10-17 12:21 | 好き
間に合うか?
a0068930_11421778.jpg娘のスヌード編み編み中♪
せっかくの娘のリクエストなので、本と同じように仕上げてやりたいと思い、指定の糸を購入した。ホントにひっさしぶりの高級糸、目が飛び出るわ〜(あ、私の主観)。結婚してからは、大型スーパーの売り切りワゴンとかで純毛見つけたら10玉買う。これを毛糸買いのスタンダードにしていたので、いつも買う値段の軽く4倍!
でも、ものすご暖かそう。そして触り心地もふんわり。
寒くなる前に仕上げてやりたい。
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by matsuura-hatsumi | 2011-10-16 11:42 | 手づくり
ビスケット
a0068930_1541815.jpgケンタッキーのビスケット、今日はコレ持って帰る。
試食してみて・・・・「塩が多い(泣)」
まあ、メープルシロップを絶対にかけるはずだから、なんとかなるだろう。
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by matsuura-hatsumi | 2011-10-03 15:41 | 美味しいもの
青チーム
a0068930_1444368.jpgただいま3位、がんばれ。
学園の体育祭は、兄弟学級対抗だ。1年〜3年の同じ組が同じチーム。
娘は3組、クラスカラーはブルーだ。マスコットは青龍、これは生徒の手作りだけど私に言わせれば「青森のねぶた」級ド迫力(笑)。各クラスカラーにちなんだマスコットが登場する。

 東北大震災という大きな惨事が起こり、今の日本には運動会はおろか学校へ通うこともままならない生徒がたくさんいるという現実の中で、「学校へ通い、普通に生活できる感謝の気持ち」「犠牲になり亡くなった方々への哀悼の気持ち」「復興を応援する気持ち」「精一杯毎日を生きようという決意」などが感じられる体育会だった。
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by matsuura-hatsumi | 2011-10-01 14:44 | 家族
体育会
a0068930_10535222.jpg中学校最後の体育会。晴れてよかった(v^-゜)。
中学等の前の駐車場で休憩中。屋上に見えるのは天文台。学園には天文気象部があり活動も盛んだ。小学生や一般市民が参加する天体観望会が催されるなど、浅口市ではけっこう有名な天文台なのかな。

中高一貫校だけど、運動会(体育会と呼べっていつも怒られる〜)は別々。高校になると受験まっしぐらだし、平日開催なので、6年間で一番力の入るのが中3らしい。特にマスゲーム、応援合戦、ここらあたりは熱の入れようがスゴい。

私は毎年観させてもらっているけど、夫は今年初めて観る。後ほど感想でも訊いてみよう。
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by matsuura-hatsumi | 2011-10-01 10:53 | 家族



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